japanese_customs:birth_body:11
Research nodes grouped under this topic.
- 胞衣を埋めるとは何か? JP-CUS-0051 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 出産後に残る胎盤は、単なる廃棄物ではなかった。「胞衣(えな)」として特別に扱い、土器などに納めて埋める例が古くから確認される。平城京でも胞衣埋納遺構が研究されている。
- 胞衣を埋めるにはどのような社会的・宗教的意味があったのか? JP-CUS-0053 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 現代では医療廃棄物として処理されるものが、かつては家族が慎重に扱う「もう一つの出生物」だった。身体と人間の境界そのものが、今とは少し違っていたのである。
- 胞衣を埋めるはどのように行われ、どんな仕組みだったのか? JP-CUS-0052 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 胞衣の扱いには、子どもの健康、成長、将来との結びつきが想定された。人に踏ませる、逆に踏まれない場所へ埋める、方角を選ぶなど、地域によって考え方は異なる。共通するのは、母体から出たものが、しばらく子どもの運命と切れていないという感覚だ。
- 胞衣を埋めるを全国共通・時代不変の風習として扱ってよいか? JP-CUS-0055 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 扱うべきではない。胞衣を埋めるは日本の歴史的な風習・信仰実践として資料に現れるが、同名の慣行でも地域や時代によって内容・目的・参加者が異なりうる。資料の記述を『昔の日本人全員が行った』『現在も同じ形で続く』と一般化しないことが重要である。
- 胞衣を埋めるを確認するための主な史料・参考資料は何か? JP-CUS-0054 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 既存調査で主に参照した資料は「山近久美子「平城京における胞衣埋納場所の選地」/『日本産育習俗資料集成』」である。風習の具体像を確認するときは、名称だけで全国一律に一般化せず、各資料が扱う地域・時代・採集条件を確認する必要がある。