japanese_customs:ritual_protection:31
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- 虫送りとは何か? JP-CUS-0151 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 田畑を荒らす虫を、ただ駆除するのではなく、行列を作って村の外へ送り出す「虫送り」。鉦や太鼓を鳴らし、松明を持ち、藁人形を作り、川へ流したり村境まで運んだりする例が各地に残る。
- 虫送りにはどのような社会的・宗教的意味があったのか? JP-CUS-0153 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 農薬のない時代、虫害は人の力では制御できない災害だった。だから「追い払う」と「供養する」が同時に行われる。自然を完全な敵にしないところに、この行事独特の感覚がある。
- 虫送りはどのように行われ、どんな仕組みだったのか? JP-CUS-0152 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 虫が斎藤実盛の怨霊になったという伝承と結びつき、「実盛さん」として虫を弔いながら送る地域もある。害虫を敵として殺すだけでなく、人格や由来を与え、儀礼的に退去してもらうのである。
- 虫送りを全国共通・時代不変の風習として扱ってよいか? JP-CUS-0155 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 扱うべきではない。虫送りは日本の歴史的な風習・信仰実践として資料に現れるが、同名の慣行でも地域や時代によって内容・目的・参加者が異なりうる。資料の記述を『昔の日本人全員が行った』『現在も同じ形で続く』と一般化しないことが重要である。
- 虫送りを確認するための主な史料・参考資料は何か? JP-CUS-0154 · 日本(地域差あり) · 歴史的慣行・伝承(時代差あり) 既存調査で主に参照した資料は「国際日本文化研究センター「虫送り」資料/各地民俗資料」である。風習の具体像を確認するときは、名称だけで全国一律に一般化せず、各資料が扱う地域・時代・採集条件を確認する必要がある。